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Posted by 滋賀咲くブログ at

2019年08月18日

   甲賀の神話

甲賀町鳥居野の大鳥神社で、郷土史会の方から神話の話を聞いてきた







大鳥神社にある資料から、882年に河合寺と称されて日吉大社に準じられたと伝えられている
平安時代にスサノオノミコト座像(大鳥神社神像)が祀られた

伊賀の河合里から勧請(かんじょう)されて牛頭天王(ごずてんのう)が移設された
お寺と神社が合わさって、神仏習合の神として牛頭天王が出来たという


京都の八坂神社から日本の各地に神様が分けられ、河合に分けられ
更に河合から甲賀の鳥居野に神様が分けられたのだろう
神様は減ることがないので、いくらでも移動できるという理屈である
この神社は、河合の祇園社とも呼ばれた
一方、河合寺の方は鎌倉時代に弥勒菩薩の本尊が設置された

この菩薩様は、明治時代に神様と仏様を分離することになって
現在は、櫟野寺の宝蔵庫に鎮座してるという
河合寺も廃仏毀釈によって破壊され、大鳥神社と改称された
この神社の建物から何から何まで文化財ばかりであった
大鳥神社の正面が八坂神社と似た形と思っていたら、関係性があったのだ
周辺は田圃ばかりである


日差しが強くて暑かった

夜は少々風もあり、安堵したが、日の暮れが7月よりも早くなってきたのを感じる
15日の台風の時に満月だったので、少々かけているが月が見えてホッとする












Posted by ダックス雅堂 at 13:07 Comments( 0 )