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Posted by 滋賀咲くブログ at

2019年08月25日

   ポツンと田舎の明王寺

甲南町磯尾という東海自然歩道沿いの高台にある天台宗 清凉山 明王寺に行ってきた
国道49号線から外れて舗装されていない道を行くので少々不安であった


不動明王が出迎えてくれている
階段を上って振り返ると、庭園が整備されているのがわかった

御住職の方は40年前に赴任されて現在に至るそうだ
不動明王や観音様のお話を聞くことができた


本尊五大不動明王はなぜこんな怖い顔しているのだろう、にらまなくてもいいのに
俗世の我々が道を踏み外さないようにとにらみ、煩悩まみれの人々を救ってくれるそうだ


徳川四代の将軍の位牌も安置されている
近辺の桧木で彫刻した木造の不動明王は、765年に作成され安置された
40年前にはぼろぼろの寺で、本尊だけ秘蔵として保存した状態だった
住職が苦労を重ねて檀家と協力して現在の美しい庭園までできたとの事

慈母観音御影像というリーフレットを頂いた
なんと延命十句観音経が書かれてあるではないか
ユーチューブにも出てくる歯切れのよいお経で、元気が出てくる

この観音様は、国宝・狩野芳崖作、40年ほど前に切手にも出てきたもの

この切手はシートで持っていたはずだった
帰宅してから探したが見つからない、どうした事か

観音様は柔和な顔立ちで、明王よりも観音様の方がいい

観音菩薩


聖光観音


延命地蔵尊や馬頭観音もあり、自然の中に整備されている
御住職の40年の苦労を感じた
ここから200mほど山を歩けば三重県の玉滝という所に出る
そんな自然の中にある寺は落ち着く









Posted by ダックス雅堂 at 15:03 Comments( 0 )

2019年08月18日

   甲賀の神話

甲賀町鳥居野の大鳥神社で、郷土史会の方から神話の話を聞いてきた







大鳥神社にある資料から、882年に河合寺と称されて日吉大社に準じられたと伝えられている
平安時代にスサノオノミコト座像(大鳥神社神像)が祀られた

伊賀の河合里から勧請(かんじょう)されて牛頭天王(ごずてんのう)が移設された
お寺と神社が合わさって、神仏習合の神として牛頭天王が出来たという


京都の八坂神社から日本の各地に神様が分けられ、河合に分けられ
更に河合から甲賀の鳥居野に神様が分けられたのだろう
神様は減ることがないので、いくらでも移動できるという理屈である
この神社は、河合の祇園社とも呼ばれた
一方、河合寺の方は鎌倉時代に弥勒菩薩の本尊が設置された

この菩薩様は、明治時代に神様と仏様を分離することになって
現在は、櫟野寺の宝蔵庫に鎮座してるという
河合寺も廃仏毀釈によって破壊され、大鳥神社と改称された
この神社の建物から何から何まで文化財ばかりであった
大鳥神社の正面が八坂神社と似た形と思っていたら、関係性があったのだ
周辺は田圃ばかりである


日差しが強くて暑かった

夜は少々風もあり、安堵したが、日の暮れが7月よりも早くなってきたのを感じる
15日の台風の時に満月だったので、少々かけているが月が見えてホッとする












Posted by ダックス雅堂 at 13:07 Comments( 0 )

2019年08月12日

   お盆の入り

毎日暑いが、朝になると蓮の花が立派に咲きだす

日差しが強くなってくると全開となる


夕方になると閉じてきて、また明日咲きだす


いよいよお盆の入り、毎年、精霊棚を設けて先祖を迎えている
キューリの馬に乗って我が家に迎えて供養し、15日にはナスの牛に乗ってあの世に戻っていく
という習わしである
昨日、8/11の朝は、お墓参りして、午後からお坊さんに棚経をあげてもらった


案内板のところに、良い事が書かれた紙が貼ってあった

書かれている事は、その通り正しいのであるが、なかなかそのようには行動できない

釈迦如来に現状報告して、健康安泰を願っています
「老病死」を考えるには、人知を超えたものに教えを請うことになるが
煩悩が多くて、すぐにイラっとなったり、自分の方が正しいのだと主張したくなる

暑い最中であったが、守山市の金森と言うところで、蓮如上人ゆかりの金森御坊を見てきた
室町時代には有名な所だったらしい


40年前に立て直した寺との事

ここは浄土真宗で、阿弥陀仏が祀られていた
通りを面して反対側の善立寺の管理人に案内してもらったのである


NHKの「チコちゃんに叱られる」が掲示されていた
住宅街の一角にこんな寺があった
少し雨でも降って欲しいが、暑い暑い、熱中症の警告を促すのも分かる気がする








Posted by ダックス雅堂 at 16:19 Comments( 0 ) 夏の花

2019年08月04日

   夏空

今日は早朝より用事があって吹田へ出かけた
道路が混む前に帰宅できるようにと、高速道路の入口へ急いだ
万博記念公園の観覧車が見えたら、ちょうど目の前に入道雲が現れた

モクモクと綿あめが膨らんできたみたいに見えた


珍しくもないはずなのに、なんとなく夏空に見とれた

家に帰ってみると、ガレージにひらひらとトンボが飛んでいた
コシアキトンボだったので、思わず採ってしまった
去年までハグロトンボがヒラヒラ飛んできていたが、コシアキトンボは珍しい
家の中に放して観察すると、腹部の白い部分が通常見るタイプよりも少ない

飛び方がなんとなくぎこちない
ヤゴから出てきたばかりで、風に乗って飛んできたのだろう、早々に外に放した
近くに大池寺があるから、時々珍しいものが飛んでくる


蓮の花もみごとに大きく膨らんできた
お盆が近づいてきた証拠か、準備にもう1週間しかない






Posted by ダックス雅堂 at 23:56 Comments( 0 )